敬語に変換できる力を持っていると、社会人としての力も上がります。
「感じています」の正しい使い方を調べていきましょう。
「感じています」とは?
この場合の「感じる」とは、感覚でそのように思っていることをいいます。
ジーンと感動する、あるいはショックを受ける、不条理な怒りを覚えるなど、色々な内容をふくんでいます。
言葉でうまく説明できないものの、そう思えた内容が「感じています」といえるでしょう。
「感じています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
直感でそう思ったこと、このような意図があるのが「感じています」です。
おしゃれだと思う、センスがあるように思う、心地よく感じる。
いい印象を受けた時の、とっさの表現が「感じています」です。
一方で「感じています」は得意先の方に用いると、幼く聞こえることも。
何かにつけて「感じています」を末尾に付けると、社会人としての重みが薄れてしまい、説得力のない文になります。
プレゼンで自社商品を売り込む時は「自信を持っておすすめいたします」や「確信しております」など、強い語気がある表現を選んでおきましょう。
「感じています」を使った例文
・『高級感のあるレジデンスだと感じています』
・『私個人の意見ですが、ヒット作になると感じています』
「感じています」の類語や言い替え
似ている言い方に「思っています」があります。
「思う」は自分が素直に感じていることをあらわす言い方です。
「ありがたく思っています」や「うれしく思っています」と使います。
「思っております」に改めると、フォーマル度が上がるので心得ておきましょう。
言い替えの表現に「感じております」や「考えております」が挙げられます。
いずれも「感じています」より大人びた印象に。
「今期一番の目玉商品と考えております」と使います。
まとめ
「感じています」を解説しました。
ビジネスパーソンらしい表現を学んで、敬語力の向上に繋げていきましょう。