優れた状態を見れば心を動かされるものですが、その時に「感心しました」と表現することがあります。
これで人を褒めることも可能ですが、その用法や言い替えなど、気になるところ見ていきましょう。
「感心しました」とは?
優れた人の行動や物事の状態を見て、心を動かされ、それについて称賛する気持ちを伝えるための表現です。
「感心しました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
先輩の仕事の手際が非常に良かったり、会社のシステムが洗練されていて、素晴らしいと思うことがあります。
そのように素晴らしい人の動きや物事を見て心を動かされた時に「感心しました」と言うことが適切です。
これを対面やメールなどに使うことによって、相手を素晴らしく思い称賛する気持ちを伝えることができるでしょう。
その時には「仕事ぶりが見事で」など、具体的に自分が何について関心したのかを示して言うのが良いです。
はなはだしく感心したならば、「とても」「非常に」などの言葉を用いることもできます。
ただし目上に対しては敬意が足りないとなりがちなので、敬意を込める形に言い換える方が良いかも知れません。
「感心しました」を使った例文
・『思っていたよりもずっと出来栄えが素晴らしくて感心しました』
・『よく手入れがされているお庭で、とても感心しました』
「感心しました」の類語や言い替え
「感心いたしました」は、するの謙譲語である「致す」を用いて、より敬意を込めた表現となります。
「感服しました」は、ある物事に感心して敬服した気持ちを相手に伝える表現です。
「感動しました」は、ある物事に深く心を動かされたことを表しています。
「感銘を受けました」は、深く感動して忘れないことを伝える表現です。
「感極まりました」は、非常に感動したことを表しています。
「胸が熱くなりました」は、何かに感動したり心を打たれたことの表現です。
「心に響きました」は、強く感動して心が引きつけられたことを表します。
まとめ
何かの素晴らしい行動や物事に対して心を動かされた時、「感心しました」を使うことができます。
これにより称賛する気持ちを伝えることができますが、目上に対しては物足りない場合もあるかも知れません。
「感心いたしました」などより敬意のこもった形に言い換えることも、考えてみると良いです。
