この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「慶賀の至りに存じます」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「慶賀の至りに存じます」とは?
「慶賀の至りに存じます」のフレーズにおける「慶賀」の読みは「けいが」で、「よろび祝うこと」を意味する言葉です。
「慶賀」の熟語の「慶」の漢字の訓読みは「よろこぶ」で、「賀」の漢字の意味が「祝う、よろこぶ」なので、「慶賀」は先の意味になります。
また、次の「至り」は、前の言葉を強調するために使われる言葉で、「これ以上ないほど」といった意味です。
そして最後の「存じます」は「思う」の謙譲語の「存じる」に、丁寧語の「ます」が付けられたものです。
したがって、「慶賀の至りに存じます」は「この上なく、喜ばしく思う」といった意味の敬語表現になります。
「慶賀の至りに存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「慶賀の至りに存じます」のフレーズの意味は、先に記した通り「この上なく、喜ばしく思う」ですが、非常に改まった表現です。
そのため、一般の会話等で使われることはなく、改まった式典等の挨拶で使われたり、ビジネスメール等の書き言葉として使われます。
ももちろん、相手に方や相手の方の会社等に慶事があった際に、それをお祝いするフレースとして使われるものです。
「慶賀の至りに存じます」を使った例文
・『創業70周年を迎えられたこと、慶賀の至りに存じます』
・『この度は、創業来の夢であった株式上場を果たされ、慶賀の至りに存じます』
「慶賀の至りに存じます」の類語や言い換え
「慶賀」の類語としては「慶祝」や「奉祝」や「慶び」が挙げられます。
したがって、このフレーズは「慶祝の至りに存じます」や「奉祝の至りに存じます」や「慶びの至りに存じます」等と言い換えることができます。
また、「至り」の類語としては「極み」が挙げられるので、「慶賀の至りに存じます」のフレーズは「慶賀の極みに存じます」と言い換えることもできます。
まとめ
「慶賀の至りに存じます」は「この上なく、喜ばしく思う」といった意味の敬語表現です。
非常に改まった式典等で、祝福の言葉として使われる表現です。