「打診している段階です」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「打診している段階です」とは? ビジネス用語

ここでは「打診している段階です」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「打診している段階です」とは?

「打診している段階です」は、何かを聞いている最中だという意味になります。

ここでの「聞く」は、直接耳でそうしているということではなく、何かを勧めていて、その返答を待っているといったような状態のことです。

そのため、「○○社には、弊社の新システムの導入を打診している段階です」 」などという使い方になり、その会社に自社の新システムを導入してもらえるように聞いている最中だと言っており、まだそこまで深い話にはなっていないという意味になります。


「打診している段階です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「打診している段階です」は、先のように、まだその最中だと言っています。

それも、そこまで深い話し合いなどにはなっておらず、何かの売り込みとして用いた時には詳しい話を聞いてもらえる前の状態だと考えていいでしょう。

つまり、それについてはまだこれからだと言っていると考えてよく、それでいて、全く考えてもらえていない訳でもないといったニュアンスになります。

ビジネスシーンでは前述のような、他社に製品やサービスなどを売り込む時によく用いられています。


「打診している段階です」を使った例文

・『そちらにつきましては、まだ打診している段階です。よって、詳しいことは先方からその返事次第になります』
・『かなり戦力になると思うので、彼にも入団してもらえるように打診している段階です』

「打診している段階です」の類語や言い替え

・『とっかかりの段階です』
この「とっかかり」とすると、それに取り掛かって間もない状態を表しています。

「それについては、まだとっかかりの段階です」と使うと、今はそれに取り掛かってすぐの状態だと言っていることになり、「あの会社への営業はまだとっかかりの段階です」のように用いた時には、何かを購入、導入してもらえるように「打診している段階」だと言い替えることができます。

まとめ

「打診している段階です」は、何かを聞いている状態だという意味で使われている表現です。

その返答を待っている最中だと言っていることになりますが、詳しい話には至っていない状態で、まだこれからだという解釈で用いられています。

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