失礼のない言い方になっているか、確認したくなるフレーズもあるものです。
「携わらせていただく」の適切な使い方と、類似表現を調べていきましょう。
「携わらせていただく」とは?
この場合の「携わる」とは、加わることをいいます。
仲間にはいって、業務の手助けをすることを指します。
また「いただく」は謙遜した気持ちを示しています。
そのため「携わらせていただく」で「参加させてもらう」や「仲間に加わらせてもらう」このような解釈ができます。
「携わらせていただく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
あるプロジェクトに参加する、あるいは大きな会に参画する、このような場面で使えるのが「携わらせていただく」という言い方になります。
例えば新しいチームに加入して、自己紹介をしている時に使えます。
また新しい事業に挑戦したい時、仲間入りすることができるか、打診する時も使いやすいです。
一方で簡単な作業に加わる時に「携わらせていただく」を連呼していると、しつこく聞こえます。
「させていただく」の連発をうっとうしく感じる方もいるので、空気を読みながら用いていきましょう。
「携わらせていただく」を使った例文
・『新規事業に携わらせていただくことは可能でしょうか』
・『この度こちらの案件に、携わらせていただくことになりました〇〇です』
「携わらせていただく」の類語や言い替え
似ている表現に「参加させていただく」もあります。
ある会や講座に、出席する時に使いやすいです。
「携わらせていただく」よりも馴染みのある言い方なので覚えておきましょう。
言い替えに「お手伝いさせていただく」があります。
「この度御社のお手伝いをさせていただくことになりました〇〇と申します。
よろしくお願いいたします」と用います。
まとめ
「携わらせていただく」を解説しました。
正しい敬語をマスターしておくと、どのような部署に行っても明るく働けます。
語彙力を鍛えて、できるビジネスマンになりましょう。