正しい敬語なのか、知りたくなる敬語もあるものです。
「改善に役立ててまいります」の適切な使い方と類似表現を見ていきましょう。
「改善に役立ててまいります」とは?
この場合の「改善」とは、不具合を直していく行動をいいます。
悪いことを良いことに、スイッチの切り替えをするイメージです。
また「役立ててまいります」の「まいります」は謙遜した気持ちをしめす敬語です。
そのため「改善に役立ててまいります」で「少しでも改善していけるよう、取り組んでいきます」という趣旨になります。
お客さまの意見を前向きに取り入れていく、明るいひと言といえるでしょう。
「改善に役立ててまいります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
お客様から厳しいご意見をもらった時に、使いやすいのが「改善に役立ててまいります」というビジネス表現です。
クレームを受け取った瞬間はとても嫌な気持ちになりますが、裏を返せばそれだけお客様の企業やサービスに対する愛が強いということ。
「業務の改善に役立ててまいります」と明るい文をお送りしておきましょう。
アフターフォローがきめ細やかくできていると、怒っていたはずのお客さまもご満足してくれます。
対応ひとつでお客様の表情や口調も変わってくるので、顔が見えない関係だったとしても、心をこめたフォローをおこなっておきましょう。
「改善に役立ててまいります」を使った例文
・『お客様のご意見を真摯に受け止め、業務の改善に役立ててまいります』
・『頂いたご意見を参考に、サービスの改善に役立ててまいります』
「改善に役立ててまいります」の類語や言い替え
似ている言葉に「改善に努めてまいります」があります。
「努めてまいります」も努力を怠らない文に、仕上げたい時によく使われています。
言い替えに「サービスと品質の向上に役立ててまいります」があります。
まとめ
「改善に役立ててまいります」を解説しました。
正しい敬語をマスターしておくと、気持ちよく日々の業務に取り組めます。
明るい会話文に役立てていきましょう。