「ご注意のほどお願い申し上げます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「ご注意のほどお願い申し上げます」とは?
「ご注意のほどお願い申し上げます」とは、取り扱いや使用方法で注意喚起したいときに使えるフレーズです。
「〜のほど」とは断定することを避け、表現をやわらげるのに用いる言葉で、「お願い申し上げます」という謙譲語と併せて丁寧な印象となるため主に自分よりも目上の人や敬意を払うべき相手へ使うことができます。
「ご注意のほどお願い申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご注意のほどお願い申し上げます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、社内で起きたあるトラブルについて職場にメールで注意喚起したいとします。
その際、「同様の案件についてご注意のほどお願い申し上げます」というように使用することができます。
「ご注意のほどお願い申し上げます」を使った例文
・『社外秘となりますので取り扱いにはご注意のほどお願い申し上げます』
・『階段は滑りやすくなっておりますのでご注意のほどお願い申し上げます』
「ご注意のほどお願い申し上げます」の類語や敬語での言いかえ
「ご注意いただきますようお願い致します」や「お気をつけていただければ幸いです」などに言いかえできます。
またもう少し砕けた言い方にしたいときは「ご注意ください」「お気をつけください」なども使用できますので、相手との関係により使い分けましょう。
「ご注意のほどお願い申し上げます」の返答や返信例
あなたが、相手先から「ご注意のほどお願い申し上げます」という連絡をもらった場合は、どのように返答すればよいのでしょうか。
資料やマニュアルをもらった場合は内容に目を通し、少しでも疑問があればトラブルになる前に確認するようにしましょう。
『注意事項についてお知らせいただき有難うございます。内容について承知いたしました』
『注意事項について承知いたしました。つきましては何点か確認したいことがございます』
まとめ
このように「ご注意のほどお願い申し上げます」は、取り扱いや使用方法で注意喚起したいときに使用できる言葉です。
ビジネスでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
