「数ある中で」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「数ある中で」とは? ビジネス用語

ここでは「数ある中で」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「数ある中で」とは?

「数ある中で」は、それなりの数、種類がある中で、という意味で使われています。

例えば、同じようなサービスを提供している会社の中からそこを選んだ時に、「数ある中で弊社をお選びいただき、ありがとうございます」とその会社より使われるという具合で、同業者の中からそこを選んだことへのお礼として用いられています。

このような同業他社の中から、といった使い方が多いですが、「数ある中でこれを選ぶとは、とてもお目が高い」のような用い方をすることもでき、この時には、同じような種類の物の中からそれに目を留めたことを褒められていると考えていいでしょう。


「数ある中で」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「数ある中で」は、先の例のように、誰かから何かを選んだことに対して使われる場合と、その逆に、こちらからそういった使い方をするだけでなく、「数ある中でもこれが一押しです」といったように、それなりの数や種類の中でもこれもおすすめだと用いることもできます。

どれくらいの選択肢があればこの表現が使えるかといった決まりはないため、少々大袈裟に用いられることも多いですが、少なくとも5や10はそういった対象がある場合でないと使うべきではなく、例えば、家電を選んだ時に「数ある中で弊社製品をお選びいただき〜」と用いるような使い方がいい例になります。


「数ある中で」を使った例文

・『この度は同種のサービスが数ある中で、弊社をご選択いただきましてありがとうございます』
・『こちらは数ある中でも世界有数の一流メーカー製です』

「数ある中で」の類語や言い替え

・『数多の中から』
「あまたのなかから」と発音し、同様の意味で使うことができます。

「数ある中で」を堅くした表現だと考えて構いませんが、候補となるものの数がそちらより多い時に用いられることがほとんどなので、それこそ100や200といった中から、といった場合に使ってください。

まとめ

「数ある中で」は、選択できる候補がそれなりにある時に、その中でもという使い方になります。

そういった中から選んでもらったことに対するお礼、またはそれを選ぶのはすごいことだなどと使ったり、これはそういう中でも一押しだといったような用い方もできる表現です。

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