この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「暦の上では秋を迎えましたが」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「暦の上では秋を迎えましたが」とは?
「暦の上では秋を迎えましたが」のフレーズにおける「暦」の読みは「こよみ」で、「時の流れを年・月・週・日の単位で区切り分かり易くした体系のこと」意味します。
暦には色々な種類がありますが、このフレーズにおける「暦」は、中国の古代に作られたとされる「二十四節気」を指しています。
次の「上では」は「よれば」といった意味です。
そして「秋」は二十四節気では8月8日頃の「立秋」から10月7日頃の「立冬」までの期間を意味します。
したがって、このフレーズにおける「秋を迎えました」は「立秋」を迎えたがと言い換えることができます。
以上より、「暦の上では秋を迎えましたが」のフレーズは、「二十四節気によれば立秋を迎えたが」といった意味の丁寧な表現となります。
最後の「が」は逆接の接続詞です。
「暦の上では秋を迎えましたが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「暦の上では秋を迎えましたが」のフレーズは、親しい間柄の方に送る手紙やメールの冒頭の時候に挨拶で、「暦の上では秋を迎えましたがまだまだ暑い日が続いております」等と使われます。
この後ろには「体調を崩されていませんでしょうか」等と相手の方を気遣う言葉が添えられることもあります。
「暦の上では秋を迎えましたが」を使った例文
・『暦の上では秋を迎えましたが、秋とは名ばかりで日々猛暑が続いております』
・『暦の上では秋を迎えましたが、まだまだ暑い日が続いている今日この頃です』
「暦の上では秋を迎えましたが」の類語や言い換え
「暦の上では秋を迎えましたが」の言い換えとしては「暦の上では立秋を迎えましたが」や「秋とは名ばかりで」等が挙げられます。
まとめ
「暦の上では秋を迎えましたが」のフレーズは、「二十四節気によれば立秋を迎えたが」といった意味の丁寧な表現です。