否定する時の言葉である「有りません」は、どんな場面でも日頃からよく使われています。
果たしてビジネスではどう使うべきなのか、適切な言い換えとはどんなものかなどを確かめて行きましょう。
「有りません」とは?
何らかの物や状態が存在したり認められることを意味する「ある」に、打ち消す表現「ません」を併せている言葉です。
存在していないこと、ありえないことを意味しています。
「有りません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
物理的にあるべき物品が無い時などに、「有りません」と言う事があります。
また心模様や物事の状態などに関わる否定の言葉として「心配有りません」「値段は高く有りません」のように使われることも頻繁です。
メールなどの文章とする場合、近年にはひらがなで「ありません」と書く方が大勢を占める傾向にあります。
有りませんは丁寧な言い方とは言え、敬語の中に含めるとぶっきらぼうな印象にもなるので、目上に対する場合などは言い換えが必要でしょう。
「有りません」を使った例文
・『アルバイトの新規募集をはじめる予定は有りません』
・『最近はインフレが進んでいますが、このスーパーはそれほど高く有りません』
「有りません」の類語や言い替え
「ございません」は、あるの丁寧語となる「ございます」が否定する形になったもので、敬語の中では良く用いられています。
「足りません」は物事が一定の水準に達していないこと、不足していることを表す言葉です。
「存在しません」は物事がこの世界にないことを意味しています。
「ないです」は存在を表すあるを否定する言い方で、他に比べてとてもカジュアルな表現です。
まとめ
物や状態が存在していないことを表しているのが、「有りません」なのでした。
場面によってはぶっきらぼうな印象にもあるので、適切に言い換える必要があります。
敬語での基本的な言い換えとしては「ございません」を心がけて行くのが適切です。