ここでは「本日は大変お世話になりました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「本日は大変お世話になりました」とは?
「本日は大変お世話になりました」は、このように使う以前の当日中にその相手と会っていて、その場で何らかの世話を掛けてしまったという場合にそのお礼として使う表現になります。
実際には会っておらず、電話やメールのやりとりが続いたような場合にも使うことができますが、あまり多い例ではなく、基本的には会って何かをしてもらったといった時に使う表現です。
「大変お世話に」としているため、結構な世話を掛けてしまったと思う場合に用いるもので、そこまでではないと感じている時には「本日はお世話になりました」と「大変」をとって使うといいでしょう。
また、「本日は」と使っているため、後日ではなく、当日中のみ有効な表現です。
口頭、文章のどちらでも使うことができますが、メールの場合は相手がそれを見るのがいつになったとしても、それを送るのが当日中であれば大丈夫です。
「本日は大変お世話になりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「本日は大変お世話になりました」と使う場合、こちらがお世話になったと考えるのが当然ですが、確かにそうだったものの、どちらかと言えばこちらの方が相手をお世話したといった場合でも、このように使っておくのが礼儀になります。
つまり、少しでも世話になったと思えば使うことができます。
この後にはそれによって(いい方向に)こうなったといったような文言を続けることが多く、最後は「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」などという挨拶文で締めるものです。
これは、このように使われて悪い気はしないものなので、そのまま綺麗に文章として終わらせるためで、口語、文章のどちらで使う場合でも同様です。
口頭の場合、間に相手からの何らかの返答があると思いますが、そちらにもできるだけソフトに対応し、決して相手を悪い気にさせないことが大切になります。
「本日は大変お世話になりました」を使った例文
・『本日は大変お世話になりました。おかげさまで大変作業が捗り嬉しい限りです』
・『本日は大変お世話になりました。次回もどうぞよろしくお願いいたします』
「本日は大変お世話になりました」の類語や言い替え
・『本日はお力添えいただきありがとうございました』
世話になったことを力添えしてもらったと言い替えており、意味はほとんど一緒です。
こちらには「大変」などとつける必要はなく、このままで十分なお礼の表現になっています。
まとめ
「本日は大変お世話になりました」は、当日中にその相手に世話になるようなことがあった時のお礼として使われます。
このように使って失礼になることはないため、そういったことがあった時には1つの礼儀として当日中に使っておくのがビジネスマナーとも言える表現です。
