業務上でお断りをする時に言われがちなのが、「次回がありましたら」という表現です。
未来の希望をいだかせる言葉ですが、その気になる正しい使い方などについて確かめてみましょう。
「次回がありましたら」とは?
次に仕事を依頼するなどの機会を仮定して、是非またお願いすることを伝える時の表現です。
またお断りをする場合にも用いられます。
「次回がありましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
一度とある人物と一緒に仕事をこなした後、次の機会につていもお願いしたいことがあります。
また今回は無理だけれど、次の機会は可能性があることを告げたいこともあるでしょう。
そのような場面で「次回がありました」を用いることができます。
この時には場面によっては「今回はご一緒できて幸いでした」と感謝を伝えたり「今回は無理な状況ですが」と理由について前置きすることは適切です。
また「ありましたら」は目上に対して丁寧さに欠けるようであれば、「ございましたら」などの形に言い換える必要があります。
「次回がありましたら」を使った例文
・『また次回がありましたら、その時はお願いいたします』
・『今回は都合上で無理な状況ですが、次回がありましたらお声掛けお願いいたします』
「次回がありましたら」の類語や言い替え
「次回がございましたら」は、あるの丁寧語となる「ございます」を使って敬意を込めた表現です。
「またの機会がありましたら」は、今度のチャンスを意味する「またの機会」を用いて似た表現としています。
「ご縁がありましたら」は、運命的な結びつきについて表す「ご縁」を使って、巡り合わせが良ければというニュアンスになるでしょう。
まとめ
今度の機会についてもお願いしたり、あるいはお断りをする場合に「次回がありましたら」を使うことができるのでした。
この場合には場面に感謝を述べたり、無理な理由を伝えるのが良いです。
言い換えるならば、次回を「またの機会」や「ご縁」としたり、ありましたらを「ございましたら」に変えたりと、丁寧な言い方を心がけてみてください。
