ここでは「残念な気持ちでいっぱいです」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「残念な気持ちでいっぱいです」とは?
「残念な気持ちでいっぱいです」は、主にこちら側の都合で何かを中止にしたような場合に使う表現になります。
「開催予定でしたイベントが諸事情により中止になってしまい、残念な気持ちでいっぱいです」などと使われることが多く、この場合はそれに参加する予定だった相手や興味を示してくれていた人、協賛企業などがあった時にはそちらにも使うことができます。
楽しみにしていた商品の発売が延期になった、発売されないことになったといったような時にも使える表現で、それについて「楽しみにしていたのに残念な気持ちでいっぱいです」のように用いることができますが、エンドユーザーの立場で使う分にいいものの、BtoBでそのような使い方はあまり推奨されません。
「残念な気持ちでいっぱいです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「残念な気持ちでいっぱいです」は、先のようにBtoBで相手側の都合になる場合にはあまり使うべきではない表現です。
それは、あてつけになってしまうことが考えられるためで、基本的にこちら側の都合による場合にのみ用いることになります。
そのような使い方として、こちら側の都合で何かに参加できなかったという場合にも使うことができ、お詫びの表現と共に用いる場合が多く、「この度は申し訳ありませんでした。
こちらとしても残念な気持ちでいっぱいです」などといった使い方をよく見聞きします。
相手に申し訳ないと伝えると共に、こちら側としてもそれを残念に思っていると表すことができるので、うまく相手側を刺激することなく、それについて語るための表現になります。
別の使い方として、相手側に不幸があったような時のお悔やみとしても用いることができ、口語より文章で使うのに向いている表現です。
「残念な気持ちでいっぱいです」を使った例文
・『あいにくの天候により、中止になってしまって残念な気持ちでいっぱいです』
・『こちらの都合で参加することができず、残念な気持ちでいっぱいです』
「残念な気持ちでいっぱいです」の類語や言い替え
・『とても残念に思います』
この表現も、こちら側の都合で申し訳ないといった文言を添えて使われます。
「残念な気持ちでいっぱいです」よりカジュアルな感があるため、大きな事柄には向いていませんが、相手側の不幸に使うことができる点も一緒で、そちらの場合には特に失礼になることはありません。
まとめ
「残念な気持ちでいっぱいです」は、こちら側の都合によって何かが開催できなくなった、または参加できなくなったといった時によく使われる表現です。
相手側の都合の場合には用いないものですが、BtoCにおけるエンドユーザーの立場である時にはそのような使い方をしても構いません。