使い方が分かりにくい、ビジネスフレーズもあるものです。
「毎々お世話になっております」の正しい使い方と類似表現を調べていきましょう。
敬語力の向上に活かしてください。
「毎々お世話になっております」とは?
この場合の「毎々」は「まいまい」といいます。
「いつも、いつも」こうした訳がある日常をあらわす表現です。
また「お世話になっております」は面識のある方に、日頃の感謝を述べる言い方です。
そのため「毎々お世話になっております」で「いつもお世話になっています」と頭を下げる文になっています。
「毎々お世話になっております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
作業員の方やよく知っている関係者の方に、挨拶する時に使われているのが「毎々お世話になっております」です。
「毎々」は回数が多いというニュアンスもあるので、現場作業に携わっていて、頻繁に顔を合わせる方を労う時に用いてみましょう。
一方で「毎々」はくだけた雰囲気も含まれている、要注意の日本語です。
めったに会わない方、目上の方にご挨拶する時は「毎々」以外のパターンを用いていくといいでしょう。
言葉で損をしないよう、落ちついた場では落ちついた言い方を選んでおきたいものです。
「毎々お世話になっております」を使った例文
・『毎々お世話になっております。今日の資料をお持ちしました』
・『毎々お世話になっております。粗茶ですがどうぞお召し上がりください』
「毎々お世話になっております」の類語や言い替え
似ている表現に「毎度のことながら」があります。
同じ担当者の方に、用事を頼む時のお詫び文に使われています。
「毎度のことながら、すみません」がひとつの例です。
言い替えに「平素より大変お世話になっております」があります。
まとめ
「毎々お世話になっております」を解説しました。
色々な敬語を正しく学んでおくと、いざという時に自分の武器になってくれます。
明るい気持ちで敬語と接していきましょう。
