挨拶状を受け取ると、「気力を取り戻すことができました」を見かけることがあります。
気持ちの回復について言い表した文言ですが、どんな場面で使うのかなど、詳しいところを確かめてみてください。
「気力を取り戻すことができました」とは?
低下していた自身の精神力が、元通りに回復したことを人に伝える表現です。
特に挨拶の中で用いられます。
「気力を取り戻すことができました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
暑中見舞いなどの挨拶状を書いたり、人前でスピーチをする場面では、自分自身の近況を知らせることがあります。
何らかの理由で気力の低下があったけれど回復をしたことを相手に伝えたい時には、「気力を取り戻すことができました」を使うことが適切です。
何を理由として気力を取り戻せたのか、明確にしたほうが良い場合があります。
また誰のお陰様で気力を回復したと、感謝を併せる表現も適切です。
「気力を取り戻すことができました」を使った例文
・『配慮してくださったお陰で、気力を取り戻すことができました』
・『気力を取り戻すことができましたので、誠心誠意業務に励んで行く所存です』
「気力を取り戻すことができました」の類語や言い替え
「気力を回復することができました」は、悪い状態になった物事が、元の状態に戻った意味の「回復」を用いた表現です。
「気力を取り戻すに至りました」は、ある状態に行き着くことを表す「至る」を使った言い方となります。
「英気を養うことができました」は、気力体力を蓄える意味の慣用句である「英気を養う」を使った表現です。
また気力は「元気」「やる気」「精神力」などに言い換えてみても良いでしょう。
まとめ
気持ち的に落ち込みがあったけれど回復したことを人に伝える時に、「気力を取り戻すことができました」を使うことになります。
これは挨拶状やスピーチで用いることが可能です。
言い換えるとすれば、気力を「元気」としたり、取り戻すを「回復」とするなど様々な形が考えられるでしょう。
