「永きにわたり」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「永きにわたり」とは? ビジネス用語

何かがずっと続いたことを言い表すときには、「永きにわたり」という表現が使われます。

これは「長きにわたり」と何が違うのかなど、気になるところもあるでしょう。

永きにわたりの使い方などをご紹介します。

「永きにわたり」とは?

ある物事や人物の置かれた状況などが、長い間ずっと途切れることなく続いて来たことを意味しています。


「永きにわたり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

ある事柄が昔から連綿と続いていたり、ある人にずっとお世話になっているなどの状況があります。

そのように長期間続いてきた事柄に関して、「永きにわたり」を使うことが良いです。

その場合は「この会社は」のように、具体的に何や誰を指しているかを示すことが必要になります。

また永きにわたり「愛されてきた」のように、どんな状態になっていたかも合わせる事が可能です。

これは状態を説明する時に使われる表現ですが、日常の会話ではあまり使われません。

「永き」は50年や100年やそれ以上の期間ですが、同じ発音の「長き」のほうが10年など短い期間になるとされるので気をつけてください。

またこれは敬語ではないので、場合によっては相応しい形に言い換えが必要です。


「永きにわたり」を使った例文

・『この会社は永きにわたり、地域密着をモットーとしてきました』
・『永きにわたり続いてきた彼らの支配体制が、ついに終わりを迎える時が来たようです』

「永きにわたり」の類語や言い替え

「永きにわたりまして」は、上の表現を丁寧にしている言い方です。

「長期にわたり」は、ある事柄が長い期間に続いて来たことについてを表します。

「長期間にわたって」の場合は、一定の年月の間、何かが続いて来たことを意味している表現です。

「長年にわたり」は、あることが長い年月続いて来たことを表します。

「ずっと」は、長い間続いてきたことの、カジュアルな表現です。

「永らく」は、長い間続のことを表します。

まとめ

何かがずっと続いて来たことについて言い表すのが、「永きにわたり」との表現なのでした。

具体的に何がどんな形で続いて来たのかかを示すことや、「長きにわたり」との違いなど、気をつけたいところがありました。

ずっと続いたことを上手く表現する時に、これを活用してみましょう。

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