ここでは「決定したいと思っています」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「決定したいと思っています」とは?
「決定したいと思っています」は、何かを決めたいと思っていると伝えるために用います。
例えば、いくつかの中から1つを選ぶ場面で、「そろそろどれにするか決定したいと思っています」と使えば、そろそろどれかに決めたいと思っていると誰かに伝えており、「特に異存が無ければ、これに決定したいと思っています」とした時には、反対意見などがないようであれば、これに決めたいと思っていると言っています。
多人数の前で何かを決める際に使ったり、個人的にその相手に直接口頭で、またはメールでも用いられています。
「決定したいと思っています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「決定したいと思っています」は、あくまでこのように使った側がそう考えていると言っている表現です。
そのため、「弊社としましては、御社の案に決定したいと思っています」などと使ったとしても、まだそうなるとは限らず、用い方によっては相手との駆け引きになる使い方もできてしまいます。
その例となるのは、「こちらとしては御社に決定したいと思っていますが、もう少しだけ価格は下がりませんか」といったように、こうなればそうしたいと用いる場合で、ビジネスシーンではまま見られる使い方となっています。
「決定したいと思っています」を使った例文
・『皆様の投票により、Aのプランに決定したいと思っています』
・『○○社に決定したいと思っていますが、何か問題はありますか』
「決定したいと思っています」の類語や言い替え
・『決めたいと思っています』
同じ意味で使う表現になりますが、この方が堅さがなく、口語で用いるのに向いています。
しかしながら、そちらでも多人数を相手に使う時には適していないため、個人的に誰かに口頭で伝えるという用い方をする場合の言い替えにするといいでしょう。
まとめ
「決定したいと思っています」は、何かを決めたいと伝えるために使われます。
そうしたいと考えていると伝えることができますが、まだそう考えている段階で使っているため、それを利用して駆け引きに利用する場合もある表現です。