この記事では「滞りなく」について解説をします。
「滞りなく」とは?意味
支障なく、物事が順調に運んで、という意味です。
「滞り」には、物事が順調に進まないこと、はかどらないことという意味があります。
「なく」は打消しの意です。
はかどらないという意味を打ち消しているので、「滞りなく」ははかどるという意味になります。
「滞りなく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、物事が順調に進んでいることを伝えるために用います。
物事を行っているとき、途中経過を報告することがあります。
現在の状態を把握し、今後の行動を決めていくためです。
その都度状況を見て行動を考えていくことで、適切な行動をとることができます。
物事の進み具合が遅れているようならば報告をして、対応をする必要があります。
物事が順調に進んでいるなら報告の必要はないと感じるかもしれませんが、報告をしておきましょう。
自分では順調だと思っていても、他人の目から見ると順調ではないと感じられることもあります。
客観的に見る必要があるのです。
具体的にどのように物事を進めているのか、現在どのような状態になっているのかも伝えてみてください。
伝える事柄はこの言葉だけでも悪くはないのですが、具体的な状況も伝えた方が、物事の進み具合が順調であることがよく伝わります。
また具体的なことがわかった方が、聞き手が指示を出しやすいです。
「滞りなく」を使った例文
・『滞りなく進んでおります』
「滞りなく」の返答や返信
物事が順調に進んでいるので好ましいことだといえるでしょう。
大きな問題がないようならば、そのまま物事を進めてもらいます。
しかし、この言葉だけで安心をしてはいけません。
具体的にどのような状況なのか聞いたり、実際に自分で見たりしてください。
そうすると、順調ではないことに気がつくかもしれません。
問題が見つかったら、それに対しての対応を考えて行動をします。
多くの情報を集めて現在の状況をしっかりと把握し、具体的な指示を出します。
まとめ
この言葉は、物事が順調に進んでいること、はかどっていることを伝えるものです。
順調に進んでいたとしても報告は欠かせません。
問題が生じたときだけでなく、順調であっても報告をしましょう。