「熱心に進めております」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「熱心に進めております」とは?
「熱心に進めております」とは、ビジネスシーンにおいて「慎重に取り組んでおります」あるいは「丁寧にひとつずつ片づけている状況でございます」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネスを進めていく上では自社の営業担当者と取引相手や得意先などの代表者との間で、数多くの話し合いややり取りなどが実施されていますが、それらのコミュニケーションを図る中で相手に向けて「計画に沿って丁寧に進行しております」ないし「一生懸命行っている最中でございます」などというニュアンスで使用されています。
「熱心に進めております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「熱心に進めております」とは、「予定どおりに段階を踏んでおります」もしくは「心を込めて対応しているところでございます」などという意味合いで使われている表現です。
業務や作業などを執り行っていく過程においては、関係している各所と細やかに連携を取りながら進めていく必要がありますが、ある時点における進捗状況を先方へ向けて報告したい場合や、与えられた仕事や作業などの捗り具合などを尋ねたい場合などに用いられている文言で、進めている事業や任務などについての具体的な状況や状態などについてもお知らせしておけば、相手にとって一層分かりやすい業務連絡として使うことができます。
「熱心に進めております」を使った例文
・『現況をご報告いたしますが、本プロジェクトにつきましては今のところ熱心に進めておりますので、ご心配いただく点はございません』
・『弊社の販売店舗における改装オープン作業につきましては、現状では熱心に進めておりますので、来週には完了する予定でございます』
「熱心に進めております」の類語や言い替え
・『鋭意調整中でございます』
・『うまく解決できるように対応しております』
・『予定どおりに執り行っている最中でございます』
まとめ
「熱心に進めております」とは、ビジネスの場において「一刻も早く解決できるように取り組んでおります」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解しながら、その時の場面や状況などに合わせて違和感のないように使いこなしましょう。
