ここでは「状況でした」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「状況でした」とは?
「状況でした」は、どんな様子だったと説明するために用いられます。
「現場は騒然とした状況でした」といったような使い方になり、その現場は大勢の人でがやがやと騒がしい様子だったと言っています。
色々な使い方ができる表現なので、表に出て空(天気)を見てきて、「今にも雨が振りそうな状況でした」と用いたり、水をどこかに溜めている時に「もうちょっとで満タンになりそうな状況でしたので、止めてきました」などと使うこともできます。
「でした」という過去形なので、どこかの時点でそうだったという報告になる表現です。
「状況でした」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「状況でした」は、先のようにある時点の様子の説明として使われます。
語尾を「です」と変えると、今がそうだという使い方になり、「今にも崩れそうな状況です」のような現状報告をするのに向いています。
この時に「〜な状況でした」としてもそれほど変わりはないように見えますが、そちらだとどこかの時点でそうだったという解釈になることから、それはいつのことなのか、今は大丈夫なのかといったように問われる場合があります。
正に今がそうだという使い方をしたい時には、そちらの「状況です」と言い替えるといいでしょう。
「状況でした」を使った例文
・『お店を見に行ってきましたが、大人気であと少しで売り切れという状況でした』
・『その時間は渋滞が酷く、全然動きそうにない状況でした。それから30分ほどしてようやく少しずつ進み出した次第です』
「状況でした」の類語や言い替え
・『状態でした』
こちらの「状態」としてもそれほど変わりはありませんが、「状況」はその場のありさまの報告になる言葉ですが、こちらの「状態」は見た目の様子という意味になり、若干ニュアンスが異なります。
似た意味の表現なので、言い替えになることも多いですが、何かの物質の変化を観察しているような時には、こちらを使う方が向いています。
まとめ
「状況でした」は、どこかの時点でどのような様子だったという意味になります。
今が正にそうだと使いたい時には語尾を変えて「状況です」とするとよく、誰かに対してそうだったと伝えるために使われます。
