「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」とは? ビジネス用語

「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語の言い替え」を分かりやすく解説していきます。

「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」とは?

「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」とは、「非常に大きな迷惑をかけてしまい、申し訳なく思っていますが」を意味しているビジネス用語です。

「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」「甚だ」「程度が普通を超えて激しいさま・とても」を意味しています。

「ご迷惑」は、丁寧の意味を持つ接頭辞「ご」をつけた丁寧語です。

「存じますが」「思いますが」を示す謙譲語となります。

「恐縮」という言葉は、「相手に迷惑をかけたり相手から厚意を受けたりして、身が縮むほど非常に申し訳なく思うさま」の意味合いを持っています。


「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」のビジネスでの使い方は、「ビジネスの相手にとても迷惑や負担をかけてしまって、自社が恐れ入っている気持ちのとき」に使うという使い方になります。

使うときの注意点は、「相手に大きな迷惑をかけて申し訳なく思う場合に使うビジネス用語ですが、許容限度を超えるような迷惑・負担をかけてしまったときにはさすがに使えない」ということです。


「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」を使った例文

・『甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが、今月末までにお返事をいただけると幸いでございます』
・『甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが、もう一点だけお願いさせていただいてもよろしいでしょうか』
・『甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが、御社の資金支援のおかげで弊社の業績を回復させることができました。感謝の言葉もございません』

「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」の類語での言いかえ

「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」の類語での言いかえを紹介します。

「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」の類似表現

・『とてもご迷惑をかけ恐縮ですが』
・『甚だご迷惑をお掛けして申し訳なく存じますが』
・『甚だお手間を取らせて恐縮に存じますが』
・『甚だお手数をお掛けして恐縮に存じますが』
・『非常にご迷惑をかけ恐れ入りますが』
・『大きなご負担をお掛けして申し訳なく存じますが』
「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」「甚だ」は、「とても・非常に・大きな」に言い換えられます。

「ご迷惑」「ご負担・お手間・お手数」など、「相手に迷惑をかけるの意味を持つ類語」に言い換えてもほぼ同じ意味となります。

「恐縮に存じますが」の謙譲語も、「恐れ入りますが・恐縮に思いますが・申し訳なく存じますが」といった類似表現に言い換えることが可能なのです。

まとめ

「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「甚だご迷惑をかけ恐縮に存じますが」の意味・使い方・例文・類語を知りたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。

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