「皆様いかがお過ごしでしょうか」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「皆様いかがお過ごしでしょうか」とは? ビジネス用語

ここでは「皆様いかがお過ごしでしょうか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「皆様いかがお過ごしでしょうか」とは?

「皆様いかがお過ごしでしょうか」は、このように使う相手が複数であることが条件になり、その前で直接、または誰かをその代表として、そちらに対して使う表現です。

前者としては、パーティーの司会などの立場や、テレビで視聴者に語り掛けるような場面で、「毎日寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか」などと挨拶として用いるという具合になります。

後者の場合は文章にて、このように使う相手を通して、その会社や団体に所属する人たちに用いることになります。


「皆様いかがお過ごしでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「皆様いかがお過ごしでしょうか」を文章で使う場合には、冒頭の挨拶文にて用いられることがほとんどです。

その時節に合う表現と合わせて、「厳冬の候、皆様いかがお過ごしでしょうか」のような使い方をすることが多く、この場合には寒さがとても厳しい1月に適した文頭を飾る挨拶文になります。

「皆様」としているので、直接の相手を含むその家族宛といった使い方に向いており、手紙やメールでよくこのように用いられています。

ビジネスシーンには向かない表現なので、そちらではあまり使われていません。


「皆様いかがお過ごしでしょうか」を使った例文

・『早春の候、まだ寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか』
・『しばらくお会いしておりませんが、皆様いかがお過ごしでしょうか』

「皆様いかがお過ごしでしょうか」の類語や言い替え

・『皆様お忙しく過ごされていることと存じます』
年末や年度末といった多忙期にあたる中に用いられることが多い表現で、使い方は一緒です。

そんな時期なので忙しいだろうと考えて使うことになり、こちらであればビジネスシーンで他社を相手に用いることもできます。

その場合には、相手の会社自体や部署内を指して使われると考えていいでしょう。

まとめ

「皆様いかがお過ごしでしょうか」は、大勢の前で直接、またはその相手を通してその周りの人間にといった使い方になります。

後者では文章で冒頭の挨拶文に用いられるのが通例で、プライベート向けの表現になるのでビジネスシーンには向いていません。

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