「益々の繁栄」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「益々の繁栄」とは?
「益々の繁栄」とは、企業や商店、団体などに対し相手の発展を祈る挨拶文として使用される文章語です。
「繁栄」は「はんえい」と読み、「勢いよく栄える」「栄えて発展する」と言った意味の言葉です、それに「より一層」という状態を表す「益々」を組み合わせて、相手のビジネスや活動が栄えることを願う挨拶となります。
企業や商店に向けて「益々のご繁栄」という敬語表現で使われるのが一般的で、個人に対して使用する場合は「益々のご健勝」や「益々のご清栄」などが使用されます。
「益々の繁栄」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「益々の繁栄」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが取引先に取引についてのお礼状を送るとします。
その際、手紙の最後に「末筆ではありますが、貴社の益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます」と締めくくると丁寧な印象になります。
なお、「ご繁栄」は定型文の言い回しですので実際に繁盛しているかどうかは関係なく使用することが可能です。
「益々の繁栄」を使った例文
・『皆さまの益々のご繁栄をお祈り申し上げます』
・『貴社の益々のご繁栄とご多幸を祈念しております』
「益々の繁栄」の類語や敬語での言いかえ
「益々のご盛栄」や「益々のご隆盛」などに言いかえできます。
また企業以外の相手に使用できる言い回しとして「益々のご清栄」「益々のご清祥」「益々のご健勝」「益々のご活躍」「益々のご発展」なども使用できますので、相手との関係やシーンにより使い分けましょう。
まとめ
このように「益々の繁栄」は、企業や商店、団体などに対して相手の発展を祈る挨拶文として使用される言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
