移動が必要になったら、「目的地」という言葉を使う機会が増えるかも知れません。
旅行やビジネスにも関わるこの言葉の正しい使い方は何か、適切な言い換え語は何かについて確認してみましょう。
「目的地」とは?
これから徒歩や乗り物などで移動する場合に、目標となる地点のことを表す言葉です。
「目的地」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
業務に関わる取引きや話し合いをする場合には、特定の企業や場所に向かわなければならないことがあるものです。
そんな時に行く予定の地点のことを「目的地」と言い表すことがあります。
目的地は相手に伝えたり聞き取るだけでなく、車のナビで目的地の設定をするためにも用いられる言葉です。
ただ目的地は丁寧な言葉とは言い難い印象があるために、敬語で言い表す場合には別の表現が必要なことがあります。
「目的地」を使った例文
・『これから取引先に向かうので、ナビで目的地を設定してください』
・『本日はあいにくの空模様となりましたので、旅行の目的地を変更いたします』
「目的地」の類語や言い替え
「ご訪問先」は、今後向かうことになる場所について、丁寧に言う尊敬語の表現です。
「ご滞在先」は、今後一定の期間とどまる場所を意味している「滞在先」を使った、丁寧な形となります。
「ご宿泊先」の場合は、これから訪れる場所が宿泊を兼ねている場合、よく使われる言い方です。
「訪れる場所」は、今から行くところを表す言葉で、目的地と意味がよく似ています。
「行き先」は、今後に訪れる場所を表している分かりやすい言葉です。
まとめ
移動しなければいけない時に、これから行きたい場所を表しているのが、「目的地」という言葉なのでした。
そのまま敬語に含めても支障はないですが、ときには言い換えたいこともあります。
そんな場合はご訪問先、ご滞在先、ご宿泊先など、相手を立てる言い方を採用してみるのも良さそうです。
