ここでは「繰り返しになり恐縮ですが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「繰り返しになり恐縮ですが」とは?
「繰り返しになり恐縮ですが」は、同じことをまたお願いする、注意するといった時に用いる表現です。
つまり、このように使う以前にそれをお願いしたり、注意を行っているものの、まだ聞いてもらえない、守ってもらえないといったためにこのように使うという具合です。
よって、「繰り返しになり恐縮ですが、○○の件はいつになりそうでしょうか」と用いたり、「繰り返しになり恐縮ですが、以前にも同様に注意を行っていると思いますが〜」のような使い方になり、またそれと同じことを言わせていただきます、という意味で用いられます。
「繰り返しになり恐縮ですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「繰り返しになり恐縮ですが」は、先のように、以前と同じ内容を伝えるために用います。
同じことをもう一度言うことになりすみませんが、といった解釈で使うため、表面上はそれに対してすみませんと言っていますが、何故まだそうなのかと続けることになります。
そのため、丁寧な表現ながら、それが達成されない、守られないことに対し、「繰り返しになり恐縮ですが、○○はいつ提出してもらえるのでしょうか」のように、求めている内容はいつになるのかと続けて用いたり、同じ注意を再び促すために使われます。
「繰り返しになり恐縮ですが」を使った例文
・『繰り返しになり恐縮ですが、先日の質問へのご回答をはいつ頃いただくことができますか』
・『繰り返しになり恐縮ですが、この場所への立ち入りはお断りしております』
「繰り返しになり恐縮ですが」の類語や言い替え
・『再三になりますが』
この「再三」とすると、それまでに何度も同じことを言っているのに、という意味になります。
そのため、一度ではなく、二度も三度もそれを言ったものの、まだ実行されない内容を更にもう一度伝える時に使われます。
まとめ
「繰り返しになり恐縮ですが」は、以前と同じことをまたお願いする、もしくは注意する時に使います。
もう一度になってすみませんが、と言っていることになりますが、それがいつ達成されるのか、または同じ注意を繰り返すという用い方をする表現です。
