「聞いていると思いますが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「聞いていると思いますが」とは? ビジネス用語

ここでは「聞いていると思いますが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「聞いていると思いますが」とは?

「聞いていると思いますが」は、その相手が何かをどこかから聞いていると思い、その前提で話をすすめる時に用いる表現になります。

例えば、「○○さんから聞いていると思いますが、明日は15時に集合です」のような用い方になり、ここでは聞いているであろう内容の確認をしています。

基本的にはこのように、どこかから聞いていると思うがといった使い方をすることになりますが、「○○にご参加でしたら聞いていると思いますが〜」のように、何かによって聞いているかも知れないがとなる用い方や、「既に〜」と誰からなどとは添えずに使う例もよく見聞きします。


「聞いていると思いますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「聞いていると思いますが」は、それほど丁寧ではない表現になるので、このままではビジネスシーンに適しているとは言えません。

そこで、「お聞きになっていると思いますが」という丁寧にした形にして用いることも多く、この表現であれば、誰に対して使っても失礼になることはありません。

「お聞き及びのことと存じますが」とすると、更に上の表現になりますが、ここまでの形にすると口語で用いるには向かなくなってしまうので、文章専用だと考えてよく、「お聞きになっていると思いますが」までの形は口頭で直接相手に伝える場合でも問題なく使うことができます。


「聞いていると思いますが」を使った例文

・『既に聞いていると思いますが、今年の○○会は中止になりました』
・『部長より聞いていると思いますが、金曜日の16時から営業会議を行うとのことです』

「聞いていると思いますが」の類語や言い替え

・『ご存知かと思いますが』
よく似た意味になりますが、こちらは知っていると思うがという使い方になり、どこかから聞いたことによって知った場合以外も含めた表現になります。

つまり、何かで見た、調べて知ったといった時でも対象になり、誰かから聞いて知っていると思うがと使いたい時でなければ、この表現を使った方がいい場合も多いです。

まとめ

「聞いていると思いますが」は、どこかからそれを聞いて知っていると思うがという意味で使う表現です。

そのどこかからと添えずに用いてもよく、丁寧にするなら、挙げたような「お聞きになっていると思いますが」など形にするといいでしょう。

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