「見当たらない」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語や敬語の言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「見当たらない」とは?
「見当たらない」とは、「その場所にあるべきはずのものが見つからないこと」を意味しているビジネス用語です。
「見当たらない」というのは、「そこにあるはずなのに、そのモノが目に付かないこと」を示している言い回しなのです。
例えば、「ボールペンが見当たらない」や「昨日書いたはずのメモ書きが見当たらない」などの文章において、「見当たらない」のフレーズを使うことができます。
「見当たらない」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「見当たらない」のビジネス用語は、「そこにあるはずのものが見つからない場合」に使うという使い方になります。
ビジネスメールなどの書き言葉(文語)でも使うことはできますが、どちらかというと対面しての話し言葉(口語)で使われることのほうが多い言い回しです。
使うときの注意点は、「自分よりも目上の相手やお客様などに対して、見当たらないという常体の言葉で伝えてしまうと失礼に当たる恐れがある」ということです。
「見当たらない」ではなく「見当たりません・見当たらないです・見つけることができません」などの敬体の丁寧語に変えて表現すると良いでしょう。
「見当たらない」を使った例文
・『仕事で出かける前に、商品の営業や説明で使うノートパソコンが見当たらないので焦りました』
・『毎日デスクの上をきちんと整理整頓しておけば、あるはずのものが見当たらないということはありません』
・『そこに置いていたはずなのに、役所の届け出をする際に必要となる書類が見当たらないのです』
「見当たらない」の類語・敬語での言いかえ
「見当たらない」の類語や敬語での言いかえを紹介します。
「見当たらない」の類似表現
・『見つけられない』
・『目に付かない』
・『どこにもない』
「見当たらない」とよく似た意味を持っている類似表現に、「見つけられない」があります。
「見つけられない」に言い換えると、「見つけることができない」という意味のニュアンスが強くなります。
「目に付かない」というフレーズも、「視界に入らずに見当たらない」といった意味合いを持っています。
「見当たらない」には「目に入らなくてそのものがどこにもない」の意味もあるので、「どこにもない」も類似表現の一つになります。
「見当たらない」の敬語表現
・『見当たらないです』
・『見当たりません』
「見当たらない」というのは「状況」を示す言葉であり、「動作」を表す言葉ではありません。
そのため、「尊敬語・謙譲語」に当たる言葉はなく、敬語は丁寧語の「見当たらないです・見当たりません」になります。
まとめ
「見当たらない」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「見当たらない」の意味・使い方・例文・類語・敬語を調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。