「見当たらないです」とは?
ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「見当たらないです」とは?
このフレーズの「見当たらない」は、「その場所にあるはずのものが見つからない状況」「探しているものや該当するものが見つからない状況」を表わした言葉です。
「見つかる」の否定形である「見つからない」と同様の意味合いになります。
「見当たらない」は動詞の「見当たる」の否定形です。
「見当たる」は「探して見つかる」「探して視界に入る」という意ですが、通常は否定文で「見当たらない」という使い方をします。
また、「見当たらない」の敬語は「見当たりません」「見当たらないです」となりますので、すでにこのフレーズは敬語表現となっています。
なお、「見当たらない」は動作を表わす表現ではないため、敬語としては尊敬語や謙譲語にはならず、丁寧語として表現します。
「見当たらないです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
このフレーズは、例えば「さっきまでここで使っていたペンが見当たらないです」とか「この業務を担当できる人材が応募者の中には見当たりません」といったように使用されています。
このフレーズは、あるはずのものが無い時に使用する言葉です。
ただし、無くしたことに対する責任や反省には言及していない表現なので、自分に保管責任があるものがなくなった場合はこのフレーズは用いません。
このフレーズは、あるはずのものが無い時以外では、探し物をしている相手に一緒に探してほしいと依頼された場合に探したが見つからなかった場合で使用するのが適切な使い方です。
「見当たらないです」を使った例文
・『残念ながら、該当するような人物は見当たらないです』
・『このままいくら探しても、そのような人物は見当たらないでしょう』
・『この課題を解決できるようなアイデアは容易には見当たらないです』
「見当たらないです」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
・『確認できません』
・『検出できません』
・『見つかりません』
・『目に入りません』
・『発見できません』
・『肉眼では見えません』
・『ございませんでした』
・『どこにもありません』
まとめ
このフレーズはさまざまな言い方・表現方法があります。
無くなった状況や発見できない状況などに応じて言い表わせるため状況に応じた適切な表現を身につけて使用しましょう。
