この記事では「詳しくお話を伺うことができました」について解説をします。
「詳しくお話を伺うことができました」とは?意味
細かな事柄まで話を聞くことができた、という意味です。
「詳しく」には、細かなところまでよく知っている、細かなところまでよく調べられているという意味があります。
「お話」は相手を敬って「話」をいう語です。
「お」をつけて、その人に尊敬の意を表す形にしています。
「伺う」は「聞く」の謙譲語です。
「ました」の「まし」は敬意を表す「ます」のことで、「た」は動作や作用が過去に行われた意を表す語です。
「詳しくお話を伺うことができました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が他人から詳しい話を聞くことができたときに用います。
報告として使うことがある言葉です。
たとえば、Aさんが講演会に参加をしたとします。
この講演会でどんなことを聞いたのか、何を学んだのか、後日報告をすることになりました。
講演会では、あるテーマにそって詳しい内容が話されました。
そのことをこの言葉を使って表現します。
どのような話を聞いたのか、具体的なことを伝えるときもあります。
「詳しくお話」といっても、この言葉だけではどのような内容の話であったのかわかりません。
話を聞いた報告をするのであれば、その内容を具体的に伝えて、他の人たちと情報を共有しましょう。
聞いた内容は今後の活動に役立てていきます。
話を聞いただけで何も行動をしなければ、その聞いた内容は役に立ちません。
行動をしてこそ役に立ちます。
「詳しくお話を伺うことができました」を使った例文
・『○○について詳しくお話を伺うことができました』
「詳しくお話を伺うことができました」の返答や返信例
具体的に何を聞いたのか尋ねてみるとよいでしょう。
聞いた内容を詳しく話してくれるはずです。
その情報を他の人たちにも広めたり、今後の活動に役立てていったりするとよいでしょう。
せっかく詳しく話を聞けたのだから、その内容を役立てていきたいものです。
セミナーなどに参加をした後であれば、参加をした人に報告書を書いてもらうことがあります。
いつ・どこで行われたのか、どのような内容だったのかなどを報告してもらいます。
報告をしてもらうことで、そこで得た知識を共有できます。
また、報告書を書いてもらうことで、参加をした人がそこで得た知識を再確認することができ、知識を定着させやすくなります。
まとめ
この言葉は、細かなところまで話を聞くことができたときに用いるものです。
その話の内容を他の人たちにも伝えて情報を共有すれば、他の人たちの役にも立つことでしょう。