「誠に勝手なお願いなのですが」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「誠に勝手なお願いなのですが」とは?
「誠に勝手なお願いなのですが」とは、「大変不躾(ぶしつけ)なお願いではございますが」あるいは「身勝手極まりない依頼ではございますが」などという意味合いで用いられている表現です。
ビジネスの場において取引先や顧客などに対してあることをお願いしたり、要求したりする場合に使われている言い回しで、このフレーズのあとには実際にお願いする内容や依頼事項などを併せて丁寧に伝えるのが一般的なビジネスにおける流れになっています。
「誠に勝手なお願いなのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「誠に勝手なお願いなのですが」とは、ビジネスシーンにおいて取引先や顧客などに対して、図々しいと思われるようなお願いや、急な変更要請などをしなければならない際に用いられている言い回しです。
「原価を下げてほしい」あるいは「販売員の応援がほしい」などというビジネス上で簡単ではない依頼をする場合に使われており、お願いをすることになった背景や事情なども伝えるとより分かりやすい内容になるでしょう。
「誠に勝手なお願いなのですが」を使った例文
・『誠に勝手なお願いなのですが、セールで販売する商品の卸価格を見直していただくことは可能でしょうか』
・『誠に勝手なお願いなのですが、来週の月曜日到着で追加商品の補充はできますか』
「誠に勝手なお願いなのですが」の類語や言い替え
・「大変不躾なお願いで恐縮ですが」
・「お手数をお掛けしてしまいますが」
・「もし事情が許すのなら」
まとめ
「誠に勝手なお願いなのですが」とは、ビジネスシーンにおいて先方に対して「図々しいお願いであることは承知しておりますが」などという意味合いで使われている表現です。
使用する際にはこの言い回しがもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解しながら、場面や状況などに応じて上手に使いこなすようにしましょう。
