フォーマルなお見舞い文を作成したい時に、知っておきたい言葉があります。
「謹んでお見舞い申し上げます」の正しい使い方と、類似表現を調べていきましょう。
「謹んでお見舞い申し上げます」とは?
「謹んで」は厳かに、何かをお伝えする際のフレーズです。
丁寧に目上の方に、物申したい時に取り入れられています。
また「謹んでお見舞い申し上げます」は災害の被害に遭われた方、ご病気になられた方、骨折など怪我をされた方に向ける、お見舞いのひと言になります。
そのため「謹んでお見舞い申し上げます」で、へりくだってお見舞いをお伝えする表現です。
「謹んでお見舞い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ご病気された方、あるいは未曽有の地震が起きて大変な思いをされている方に、メッセージを送る時のひと言が「謹んでお見舞い申し上げます」にあたります。
療養中の方、避難生活を送られている方をはげます言い回しです。
企業サイトに被災地支援のページを立ち上げる時にも使えるフォーマルな文なので、適宜用いていきましょう。
一方で「謹んでお見舞い申し上げます」は入院されている方に送る時は気を付けておきたいフレーズ。
どうしても文言を届けたい場合は、同僚とまとめてお送りする、長々とした文を書かないなど、入院中の心の負担にならないよう気を付けておきましょう。
温かい気持ちを添えて、励ましの文を作ってみてください。
「謹んでお見舞い申し上げます」を使った例文
・『謹んでお見舞い申し上げます。1日も早く、元通りの生活になりますように』
・『謹んでお見舞い申し上げます。十分にご静養なさってください』
「謹んでお見舞い申し上げます」の類語や言い替え
似ている言葉に「寒中お見舞い申し上げます」があります。
お正月の後に出す、ご挨拶状になります。
ひと足遅れた年賀状や、喪中で年賀のご挨拶ができない際も活用されています。
言い替えの表現に「心よりお見舞い申し上げます」があります。
こちらも「謹んでお見舞い」と同じように使える言い方なので、心得ておきましょう。
まとめ
「謹んでお見舞い申し上げます」を解説しました。
お見舞いにまつわるフレーズを学んで、敬語力の向上に活かしていきましょう。