「貴重な講演ありがとうございました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「貴重な講演ありがとうございました」とは? ビジネス用語

ここでは「貴重な講演ありがとうございました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「貴重な講演ありがとうございました」とは?

「貴重な講演ありがとうございました」は、講演を行ってもらった人に対して使われるお礼の表現です。

この「講演」とは、何らかのテーマに沿った話を大勢の前ですることで、自らではなく、依頼をされて行われるものです。

よって、この表現が使われる際には必ずそれを依頼した側があるため、そちら側から講演を行った本人に使われることがほとんどですが、拝聴者が講演をした人に対して個人的に使うこともできます。

その場合には、素晴らしい講演内容だったという解釈で、賛辞を表している使い方になりますが、講演を依頼した人が講演者に対してそれが終わった後に使う場合、定型的な文言として使っているだけということも多いです。

しかし、表面上だけでもそうとはとられないようにして使うのが礼儀となっています。


「貴重な講演ありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「貴重な講演ありがとうございました」は、講演者の前で直接口頭で使うだけでなく、後からそれについてのお礼としてメールなどで使うこともできます。

「講演」としているため、先のようにこちら側から依頼して行ってもらったものが対象になり、話す人が自ら演説などを行ったという時にはこの「貴重な講演〜」とは用いません。

また、「講義」とは異なるため、それと表現できる授業のようなものにも用いることはせず、主に講演会と題されるものの後に使われます。

前述のように、それほどの内容ではなかった場合でも礼儀として使うことがあるため、本当に「貴重な講演」だと思って使っているとは限りませんが、講演者としてはこのように言われて不快に思うことはまずなく、講演の最後を締める表現としてよく用いられます。


「貴重な講演ありがとうございました」を使った例文

・『本日は貴重な講演ありがとうございました』
・『先日は貴重な講演ありがとうございました。私にとって大変興味深い内容でした』

「貴重な講演ありがとうございました」の類語や言い替え

・『貴重なお話ありがとうございました』
講演の後に同様に用いることができる表現で、こちらの場合は対象を「講演」の1つに絞っていないため、依頼をした訳ではない何かの説明会や演説などの後にも使うことができます。

まとめ

「貴重な講演ありがとうございました」は、講演をしてくれた人に対するお礼として使われる表現です。

それが終わった後の礼儀とも言えるもので、後からそれについて内容が素晴らしかったという意味で用いることもできます。

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