ある予定が刻々と迫ってくるような時に、「近づいてきましたので」が使われます。
これからの行動にも関係している表現ですが、使い方や無難な言い換えなどをチェックしてみましょう。
「近づいてきましたので」とは?
ある時期や取り決めていた予定が迫ってきたことについて相手に伝え、それに応じた行動を取る時の表現です。
「近づいてきましたので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ある季節、取引相手との会合、イベント開催など、今後の対応が必要となる日は必ず迫ってくるものです。
そのような状況になった時に「近づいてきましたので」と関係者に伝えることになります。
この際には何の予定日であるか、明確にするのは当然のことです。
そして予定が近づいてきたから、具体的に何をするのかについても付け加えることになるでしょう。
この表現は丁寧ではありますが、相手によっては謙譲語を使うなどでもう一段改まった言い方が必要な場合もあります。
「近づいてきましたので」を使った例文
・『寒い時期が近づいてきましたので、暖房器具の清掃や点検が必要です』
・『次の研修会が近づいてきましたので、資料を揃えておいてください』
「近づいてきましたので」の類語や言い替え
「近づいて参りましたので」は、行くことの謙譲語である「参る」を用いて、一層うやうやしい印象とした表現です。
「迫ってきましたので」は、接近することを表す「迫る」を使い、同じような意味になります。
「間近となりました」は、時間や距離がすぐ近くであることを意味する「間近」を使って、予定日が極めて近づいたニュアンスです。
まとめ
何らかの時期や予定日がやって来ることを伝える時に、「近づいてきましたので」を用いるのでした。
何が近づいたか、これからどうするのかも伝えなければいけません。
言い換えるなら、近づいての部分を「迫って」や「間近」にしたり、謙譲語を使ってみるのが良いです。