この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレースの「追ってご連絡をいたします」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「追ってご連絡をいたします」とは?
「追ってご連絡をいたします」における「追って」とは、「後ほどや、近いうちに」と言った意味の言葉です。
また「ご連絡」は「伝え知らせること」を意味する「連絡」に、相手の方に敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
そして最後の「いたします」は「する」の謙譲語の「いたす」に、丁寧語の「ます」が付けられた表現で、「します」の敬語表現となります。
したがって「追ってご連絡をいたします」とは「後ほど連絡する」、「近いうちに伝え知らせます」との意味の敬語表現となります。
「追ってご連絡をいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「追ってご連絡をいたします」のフレーズは、詳細は決まっていないが、相手の方の予定を抑えたりするために、その行事等があることを前もって連絡する際によく使われます。
例えば、「10月の営業所長会議は12日に開催予定です。
詳細は追ってご連絡をいたします。
まずは取り急ぎお知らせまで」等と使われます。
ビジネスマンは忙しいので、多くの人を集めて行われる会議やイベント等は、詳細が決まってから連絡すると、既にスケジュールが埋まっており、参加者が日程調整に苦労するため、事前に概要のみを前もって連絡することが多く、そんな際に使われる定型のフレーズと言えます。
なお、このフレーズで使われている「を」を省略し、「追ってご連絡いたします」の表現の方がすっきりしていると言え、こちらの表現もよく使われます。
「追ってご連絡をいたします」を使った例文
・『会議の時間や議題等の詳細は、追ってご連絡をいたします』
・『セミナーの内容は、追ってご連絡をいたします』
・『万が一、変更になった場合は、追ってご連絡をいたします』
「追ってご連絡をいたします」の類語や言い換え
「追って」の類語としては、「後ほど」や「近いうち」や「改めて」が挙げられます。
したがって、「追ってご連絡をいたします」は「後ほどご連絡をいたします」や「近いうちにご連絡をいたします」や「改めてご連絡をいたします」と言い換えることが出来ます。
また、敬語表現を換えて「追ってご連絡申し上げます」や「追ってご連絡を差し上げます」と言い換えることも可能です。
まとめ
「追ってご連絡をいたします」とは「後ほど連絡する」、「近いうちに伝え知らせます」との意味の敬語表現です。
最初に概要を連絡し、その際に「詳細は追ってご連絡をいたします」等として使われます。