適した表現を心得ていると、任せてもらえる人になれます。
スキルを上げるために「追加いたします」の使い方を見ていきましょう。
「追加いたします」とは?
この場合の「追加」とは、数を増やすことをいいます。
在庫を増やすこと、フォーマットを増やすこと、機能を増やすことをあらわします。
「いたします」は謙譲語と丁寧語が混じった、大人っぽい言い方です。
「増やします」の控えめな表現といえるでしょう。
「追加いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
追加注文をしたい時、あるいは新しい機能を付けた時、社食のメニューを増やす時、様々な場面で使えるのが「追加いたします」です。
「追加します」に比べると、エレガントな言い方になっているので、落ちついて伝えたい時に適しています。
一方で「追加いたします」は追加注文をする際は、気を付けたい表現です。
このひと言のみだと冷たく聞こえてしまうので「平素よりお世話になっております。
以前納品していただいた商品が、おかげ様で完売状態になっております」などひと言事情を説明した上で、用いていくといいでしょう。
「追加いたします」を使った例文
・『下記の商品を追加いたしますので、後ほど注文書を送付させていただきます』
・『新しい機能を追加いたしますので、添付のマニュアルをご参照ください』
「追加いたします」の類語や言い替え
似ている表現に「追加生産が決定しました」があります。
アパレル店でよく用いられる文言で、人気のコートやジャケットだったため、第2弾の販売をおこなう時に用いられています。
「新作コートの追加生産が決定しました。
ご予約は〇日から、お受けいたします」と活用できます。
このほか言い替えの表現に「追加注文させていただきます」や「追加の注文をお願いしたいのですが」があります。
「追加の注文をお願いしたいのですが、ご都合をお聞かせください」と活用できます。
まとめ
「追加いたします」の適切な使い方を見ていきました。
増やすにまつわる表現は、いくつかあります。
正解を見つけて、楽しく仕事を進めていきましょう。