会社を辞めることになったら、挨拶文の用意をしておきたいもの。
「退社することになり」の正しい使い方と例文を見ていきましょう。
「退社することになり」とは?
この場合の「退社」とは、会社を退職することをいいます。
また「することとなり」は既に決まっていることを、周囲の方にお知らせする言い方です。
そのため「退社することになり」で「この度、退職することになりました」という訳があります。
周りの方に退職をお知らせする、あいさつ文で使われています。
「退社することになり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
勤め先の企業を辞めることを、退社あるいは退職と呼んでいます。
そのため「退社することになり」は会社を辞める時につかうお知らせ文で使われています。
退社時はデスクの片づけ、直属の上司への挨拶、総務部との書類のやり取りなどで忙しくなるので、事前に用意しておくといいでしょう。
また退社の挨拶は社外の方であれば引き継ぎを含めて2週間ほど前、社内の方なら退社当日におこないます。
とくに業務の引き継ぎは手間のかかる作業なので、ゆとりをもって計画的に進めていきましょう。
「退社することになり」を使った例文
・『突然のお知らせで恐縮ですが、今月下旬に退社することになりました』
・『一身上の都合により本日をもって、退社することになりました』
「退社することになり」の類語や言い替え
似ている表現に「短い間でしたが、大変お世話になりました」があります。
職場の方々へお礼を伝える言い方です。
立つ鳥跡を濁さずというように、例えその会社が嫌な職場であったとしても、できるだけ明るい言葉を残しておきたいもの。
立つ時くらいは爽やかにご挨拶しておくと、自分にとっても円満退社になるでしょう。
言い替えに「退職することになりました」があります。
まとめ
「退社することになり」を解説しました。
正しい敬語を知っていると、落ちついた対応が取れます。
退社時のお知らせ文に、明るく活用してみてください。