ここでは「配送状況をお知らせください」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「配送状況をお知らせください」とは?
「配送状況をお知らせください」は、送られてくるはずの荷物の類いが今どのような状況なのかを教えて欲しいと伝えるために用いられる表現です。
つまり、まだ送っていないという状態なのか、配送中なのかといったようなことを知りたいと思って使います。
相手が送ったと言った後にまだ届かないため、どうなっているのかと考えて使われることが多く、いつ頃届くのかといったことまで併せて聞いていると考えていいでしょう。
よって、このように使われた側はまだ送っていないのであればそれを、送った後ならいつに送った、そちらにはいつ到着予定だといったことを報告する必要があります。
尚、「配送状況」という言葉自体は送った側が使うこともできるため、その相手から届かないと指摘されたような場合に配送業者の方にそれを訊ねる時にも使うことができます。
「配送状況をお知らせください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「配送状況をお知らせください」は、基本的に送られてくる側が送った相手に使う表現となっています。
送ったかどうかはもちろん、配送中の場合はどこで止まっているのかといったことまで求めて聞く場合もあります。
現在では多くの場合でそういったことまで分かるシステムになっているため、そちらの最寄りの営業所までは届いているなどという報告になる場合もあり、他社に対してはこの表現を丁寧にした「配送状況をお知らせいただけますか」のような形にして使われます。
尚、自社で独自に配送用のトラックなどをもっていて、それを使っている場合はより詳しく現在の状況が分かると思うので、相手に対してそのような報告ができるでしょう。
「配送状況をお知らせください」を使った例文
・『先日注文した部品がまだ届いておりませんので、配送状況をお知らせください』
・『既にご発送いただいたとのことですが、失礼ながら配送状況をお知らせください』
「配送状況をお知らせください」の類語や言い替え
・『輸送状況をお知らせください』
「配送」は郵便も含めた様々な荷物の類に使える表現ですが、この「輸送」は列車や航空機、貨物船などを使った少々大掛かりな配送に対して用いられる言葉です。
よって、そのような手段で送られてくると分かっている場合には、こちらを使う方が適しています。
まとめ
「配送状況をお知らせください」は、主に送られてくる側が使う表現で、発送がまだなのか、その途中でどんな状況なのかといったことを知りたい場合に用いられます。
送った側が利用した配送業者に対して使うこともあり、使われた側はできるだけ詳しいことを報告するものです。