ここでは「鋭意取り組んで参ります」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「鋭意取り組んで参ります」とは?
「鋭意取り組んで参ります」は、何かに対して集中して取り組んでいく、と誰かに伝えるために使われます。
「このプロジェクトに鋭意取り組んでいく所存です」などという用い方になり、それだけ集中してそれに取り組むという意思表示のために使います。
よって、その何かをするようにと命じられた人や、これからそれに取り組むと伝えておくべき相手に用いることが多いですが、「弊社としては、これからも地球環境保全のために鋭意取り組んで参ります」といったように、会社や団体としてそうしていくという用い方をしても構いません。
「鋭意取り組んで参ります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「鋭意取り組んで参ります」は、「取り組む」と使える対象であれば、特にそれを選ばずに使える表現です。
先に例に挙げた仕事上の何かのプロジェクトから、勉学に関する内容まで、それに集中して取り組んでいくという意味で色々な使い方ができます。
また、語尾に「ので」とつけることで、「〜に鋭意取り組んで参りますので、ご助力をいただけると幸いです」などと、それに協力して欲しいといった用い方をしたり、「〜ので、どうぞよろしくお願いいたします」のような挨拶を兼ねた使い方もよくされています。
「鋭意取り組んで参ります」を使った例文
・『来年に大学受験を控えているので、今年はその勉強に鋭意取り組んで参ります』
・『是非ともそうなるよう全力で鋭意取り組んで参りますので、よろしくお願いいたします』
「鋭意取り組んで参ります」の類語や言い替え
・『誠意をもって取り組んで参ります』
この「誠意をもって」とすると、その相手の信頼に応えられるように取り組むという意味になります。
よって、この前には「○○様のご期待に応えられますよう〜」などと添えて用いることが多く、それだけその対象に真剣に取り組むという意味から使う表現です。
まとめ
「鋭意取り組んで参ります」は、何かに集中して取り組んでいくことの意思表示になる表現です。
それを誰かに伝えるために用いられており、会社や団体としてそういう取り組みを行っていくといった使い方をすることもできます。