ここでは「間に合わなくなってしまいました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「間に合わなくなってしまいました」とは?
「間に合わなくなってしまいました」は、日時的に間に合わせることができなくなってしまった、という意味になります。
「大変申し訳ありませんが、○日には間に合わなくなってしまいました」のような使い方になり、そうなってしまった謝罪、その原因や理由と共に用いるのが通例です。
「印刷会社の都合により、○日には間に合わなくなってしまいました」などと、このように使う側以外にそれがあるという使い方から、「当方のミスにより、その日には間に合わなくなってしまいました」といったように用いることもでき、それによって起こる(であろう)弊害などもこの後に続けて、それへの対応という流れにする使い方をよく見聞きします。
「間に合わなくなってしまいました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「間に合わなくなってしまいました」は、先のように、何に間に合わなくなったのか、そうなったしまった謝罪、そして、今後についてという文章にして用いることが多いです。
口語で使っても構わず、例として「大変申し訳ありませんが、明日には間に合わなくなってしまいました。
明後日には必ず間に合わせますので、少しお待ちいただけますようお願い申し上げます」といったように使うもので、何かを仕上げたり、送ったり、作るのが間に合わなくなってしまったという場合だけでなく、自分がどこかに行くのが間に合わなくなったと用いることもできます。
その時にも、謝罪や今後についてという使い方の流れは変わりません。
「間に合わなくなってしまいました」を使った例文
・『製作途中でトラブルがあり、予定していた日に間に合わなくなってしまいました。大変申し訳ありませんが、後日改めて完成予定日をお伝えいたします』
・『電車に遅れがありまして、待ち合わせの時間に間に合わなくなってしまいました。申し訳ありませんが、あと15分ほどお待ちいただけますようお願いいたします』
「間に合わなくなってしまいました」の類語や言い替え
・『遅延が発生しております』
意味は少し異なりますが、こちらも何かが遅れているという使い方になる表現です。
「その件ですが、少し遅延が発生しております。
申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください」のように使った場合、その件と呼ばれる内容に遅れが生じていると言っています。
こちらは自分がどこかに行く場合には向いておらず、物事の進み具合について用いる表現になります。
まとめ
「間に合わなくなってしまいました」は、決められた日時に間に合わすことができなくなったという意味になります。
その原因や理由、そのようになってしまった謝罪、これからどうするといったことと一緒に、伝えるべき相手に口語、または文章でも用いてください。
