ここでは「雨降りの日が続きますが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「雨降りの日が続きますが」とは?
「雨降りの日が続きますが」は、梅雨の時期、及び秋の長雨と呼ばれるシーズンに用いられる挨拶表現です。
個人的な手紙のやりとりやメールでの連絡に向いている表現で、前者では6月中、後者は9月の中旬から10月の中旬くらいまでが使える対象の期間になり、実際に雨がちな日が続いている時に用いられています。
よって、それらの時期なら問題なく使えるという表現でもなく、実情に鑑みて用いるものだと考えてください。
季節の挨拶表現には、適した時期になればそういったこととはあまり関係なく使えるものも多いですが、こちらはそういう性質ではないため、6月だからといって、いわゆる空梅雨に相当するような雨がほとんど降っていない場合にはその時期には用いない方がいいでしょう。
「雨降りの日が続きますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「雨降りの日が続きますが」は、そんな日が続く中ですがという使い方になります。
暑い、寒いといった表現だと、それとかけて体調を崩さないようになどと続けるのが挨拶文の通例となっていますが、こちらはそのような使い方はせず、単にご機嫌伺いになる文言を続けて冒頭の挨拶文として用いられます。
そういう日が続く中だという意味はあまり気にする必要はなく、ちょうと使えると思ったタイミングで文章の書き出しの挨拶に利用できるという具合で、その季節に合った別の(特に天候は関係ない)挨拶表現があれば、そちらを使っても構いません。
それよりも雨が続いていて、今はこの表現の方が合っていると思った時に用いるものです。
「雨降りの日が続きますが」を使った例文
・『雨降りの日が続きますが、いかがお過ごしのことかと存じます』
・『雨降りの日が続きますが、お変わりなくお過ごしでしょうか』
「雨降りの日が続きますが」の類語や言い替え
・『長雨が続きますが』
こちらも同様に、梅雨の時期や秋の長雨のシーズンに向いている挨拶表現です。
「雨降りの日が続きますが」より少し堅い表現になりますが、そこまで変わることはないので言い替え表現に用いることができ、この後に続けるべき文言も変わることはありません。
まとめ
「雨降りの日が続きますが」は、6月や9月の中旬から10月の中旬にかけての雨が続く時期に使われる挨拶表現になります。
時期だけでなく、実際にそのような天候が続いている時に用いるべきなので、そちらには注意してください。
そこが他のその季節ならではの挨拶表現とは少し違う部分です。
