お酒が出る席でよく聞かれるフレーズが「飲んだうちに入らない」です。
これはお酒の量や満足度に関係する表現ですが、お酒の感覚は人により違うので注意が必要になります。
その使い方などに迫ってみましょう。
「飲んだうちに入らない」とは?
飲んだ酒量が個人的に少な過ぎると感じられるために、十分に飲んだと言えない、満足できないことを伝える時に使われます。
「飲んだうちに入らない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
飲み会や接待の席では、ある程度お酒を飲んでもまったく満足できない酒豪がいます。
その状況について「飲んだうちに入らない」と言い表すことができるでしょう。
これにより自分自身が満足していないことを示したり、お酒に強いことを自慢したり、他人のことを指摘することができます。
会話で使う場合には、「この程度の量では」と量について指摘を加えることが可能です。
ただし人によって、飲酒の許容量が違うことに気を付けてください。
ある人にとってはビール1〜2杯でこれを言うかもしれませんが、別の人はビール3杯以上でこれを述べる場合があります。
もう目一杯なのにこれを言って強がったり、無理やり飲ませるのはとても危険なことです。
またこれは敬語ではないので、状況によっては言い替えることも考えてみてください。
「飲んだうちに入らない」を使った例文
・『この程度の量では、飲んだうちに入らないですから』
・『彼にとっては一升飲んでも、飲んだうちに入らないのです』
「飲んだうちに入らない」の類語や言い替え
「飲んだうちに入りません」は、お酒量が足りていないので、満足していないことを丁寧に伝える表現です。
「飲んだとは全然言えません」は、飲酒量が不足で満足できず、飲んだことにならないことを表します。
「飲んだことにならない」は、お酒の量が足りないために、飲んだと言えないとの意味です。
呑んだの部分については、「呑んだ」と言い替えるほうが、お酒には相応しいと言われることがあります。
まとめ
お酒量が少ないと感じて満足できない状況を表す時に、「飲んだうちに入らない」を使うことができるのでした。
これで自らの酒豪っぷりの自慢もできますが、無理な状態のにこれを言うなどは危険なので注意してください。
この表現によって、お酒の席の会話を充実させてみましょう。