ここでは「先約」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「先約」とは?
「先約」は、先の約束という意味になります。
約束をしている人が居るという意味でも使うことができ、「20人の参加枠ですが、全て先約がありまして、只今空きがない状態です」のように用いられ、この場合はもう参加できる枠には全て約束が入っていて、全く空いていないと言っています。
ビジネスシーンでも「明日は先約がありまして〜」のような使い方でよく見聞きする表現で、明日には既に約束があると用いている例になります。
その約束とは誰かと会う、その人とどこかに行くなどという内容になることが多く、先のように、この「先約」だけで人との約束という意味で使えるため、「先約のある人」と用いる必要はありません。
「先約」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「先約」は、先に行っている約束という意味で使われます。
どういったそれなのかとこの表現と合わせて使うことができ、例えば、「その日は先約が〜」とした後に、「ありますが、午後の3時からであれば空いています」と続けることができます。
また、その内容に関しても「食事の先約がありまして〜」のようにこの前につけることができ、それによってどのような約束なのかと伝えることができます。
口語、文章は問わない表現のため、電話口で「○○日は先約が〜」などと使われることも多く、逆に相手にそれがないかと訊ねるために用いても構いません。
その時には、「先約がありませんでしたら〜」のような使い方をするといいでしょう。
「先約」を使った例文
・『そちらのCDは先約がありまして、その後でないとお貸しすることができません』
・『申し訳ありませんが、その日は先約があり、そちらにお伺いするのは難しいです』
「先約」の類語や言い替え
・『アポ(イント)』
近年のビジネスシーンではおなじみのカタカナ語の1つで、「約束」という意味になります。
「アポはとったのか」、「アポはありますか」などの使い方でよく見聞きします。
既にしている約束という用い方をする時には「先約」の代わりに用いることができ、「その日にはアポがありまして〜」といったような使い方がそれにあたります。
まとめ
「先約」は、このように使う以前に行っている約束のことです。
それがあるので、またはそれがあるかと続けて用いる表現で、約束している人が居るという解釈で使われることもあります。
