この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「寒さが続いております」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「寒さが続いております」とは?
「寒さが続いております」のフレーズにおける「おります」は、「いる」の謙譲語Ⅱ(丁重語)の「おる」に、丁寧語の「ます」が付けられたもので、「います」のより丁寧な表現となります。
したがって、「寒さが続いております」のフレーズは、「相変わらず寒い日が続いている」との意味の敬語表現となります。
「寒さが続いております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「寒さが続いております」は、手紙や久しぶりに出されたメールの最後に記載される結びの挨拶で使われるフレーズです。
このフレーズは真冬の時期ではなく、春になったにもかかわらず、「寒い日が続く」時期、すなわち春の初めの時期に使われると表現だと言えます。
具体的には「立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒さが続いておりますが」等と使われ、その後ろには「風邪など召されませんようご留意ください」と相手の方の体調を気遣う言葉が続けられます。
立春は2月4日頃なので、それ以降3月になるまでの期間に使われる結びの挨拶として使うことができます。
「寒さが続いております」を使った例文
・『春とは名ばかりで、相変わらず寒さが続いておりますが』
・『立春は過ぎたとはいえ、まだまだ寒さが続いておりますが』
「寒さが続いております」の類語や言い換え
「寒さが続いております」は「寒い日が続いております」と言い換えることができます。
また、このフレーズは「おります」を「います」に換えて、「寒さが続いています」と言い換えることもできます。
この表現でも丁寧な表現として使うことが可能です。
まとめ
「寒さが続いております」のフレーズは、「相変わらず寒い日が続いている」との意味の敬語表現です。
早春の頃、すなわち立春から2月末頃までの時期に、手紙やメールの結びの挨拶文でよく使われるフレーズです。
