「ついでながら」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ついでながら」とは? ビジネス用語

「ついでながら」とは?

ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。

「ついでながら」とは?

まず、「ついで」「あることを行う時に一緒に他のことにも利用できる機会」「順序」「次第」を意味する言葉です。

そして、「ながら」「そのまま」「ではあるが」「けれども」という意味を表す言葉です。

したがって、「ついでながら」「それまで話していた話題に付け加えて別の話題をする時に使われる語句」です。


「ついでながら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

それでは、ビジネスで「ついでながら」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

例えば、顧客と料金プランの話をしている流れに付随してオプションサービスの提案をする時などに「ついでながら、少しお時間をいただき、オプションサービスのお話をさせていただいてもよろしいでしょうか?」のように使うことができます。

一見すると「ついでながら」はカジュアルな表現に聞えて、目上の相手に使用すると失礼に当たるのではないかと感じる方もいらっしゃるかと思います。

しかし、「ついでながら」は目上の相手に使用しても不適切ということにはなりません。


「ついでながら」を使った例文

・『ついでながら申し上げますと、土日の受付は14時30分までとなっているのでご注意ください』
・『ついでながら、こちらには飲食店の他、洋服屋もたくさんありますので是非ともご利用ください』
・『ついでながらご紹介させていただきますと、こちらの製品はパソコン初心者の方向けに特化しています』
・『ついでながらご提案させていただきますと、ここから少し先へ言ったところに街を一望できる名所がございますので、是非行ってみてください』

「ついでながら」の類語や言い替え

「ついでながら」を別の表現に言い換えるとしたらどうなるでしょうか「ついでながら」と同じような意味を表す敬語表現のフレーズには「ちなみに」「ついでではございますが」などがあります。

カジュアルな表現としては「ついでだけど」「ところで」などがあります。

まとめ

このように「ついでながら」は本題の話をしている最中に、本題に付随する別の話を展開する時に使うことができるフレーズということでした。

「ついでながら」は敬語表現ではないように聞えるかもしれないですが、目上の相手に使っても失礼にはなりませんので、是非ここで覚えておくようにしましょう。

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