ここでは「やりとり」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「やりとり」とは?
「やりとり」とは、誰かとの受け答え、または物の交換を表す言葉です。
そこまではいかない軽い会話に対して用いることもでき、「彼とは何度かやりとりがあります」といったような使い方になります。
具体的にどのようなそれがあると、「彼とは何度か物のやりとりをしたことがあります」などと用いることもでき、この場合、受け答えや会話ではなく、物の交換の意味で使っていると分かります。
一方的に話し掛けただけだったり(多人数を前に何かを話し、その相手が聞いている中に居たような場合)、ダイレクトメールのような形で何かを送ったという内容では「やりとり」とは言わず、お互いに相手を認識して行われた場合に限り、この言葉が使えます。
「やりとり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「やりとり」は、ビジネスシーンでは社内や他社を相手に盛んに行われています。
ちょっとした書類を見てチェックしてもらったといった内容でもこの「やりとり」にあたり、他社を相手にした何かの交渉ごとも同様にこれだと使うことができます。
お互いに相手を認識して行った場合だと先に書きましたが、その時には確かにそうだった時には、後からもうその相手のことをあまり覚えていないといった場合でも「過去にやりとりがありました」のように使って構いません。
また、こちらからはそれだと思っても、相手は特にそうとは思っていないといったケースもあるため、一度だけの時にはそれを「やりとり」と呼ぶべきか難しいこともあります。
「やりとり」を使った例文
・『あの会社とは何度かやりとりがありますので、今回もお願いしてみようと思います』
・『彼とのやりとりはいつも要領を得ないので時間が掛かって大変だ』
「やりとり」の類語や言い替え
・『交流』
一度だけではなく、何度か「やりとり」がある仲は、この言葉を使って「交流があります」と表現をすることができます。
「定期的に交流がある仲です」といったように使うこともでき、親しいやりとりをしているという意味で用いられます。
まとめ
「やりとり」は、その相手と会話や物の交換などをしたことがあるという意味になります。
一方的に話し掛けた、何かを渡したといった場合は含まず、その相手とお互いを認識した上で行われた場合を対象にして用いられ、それがあることで次の何かが行えるといった使い方が多く見られます。
