この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「まだまだ至らない点があるかと存じますが」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「まだまだ至らない点があるかと存じますが」とは?
「まだまだ至らない点があるかと存じますが」のフーズにおける「まだまだ」は、「まだ」を重ねることで強調した表現で、「まだ、いまだ」といった意味の言葉です。
次の「至らない」は「到達していないこと」を意味し、ここでは「能力や配慮が不足していること」を意味して使われています。
また「点」は「ところ」といった意味で使われています。
「あるかと」は「ある」の推量表現です。
そして最後の「存じますが」は「思う」の謙譲語の「存じる」に、丁寧語の「ます」と逆接の接続詞の「が」が付けられた表現です。
したがって「まだまだ至らない点があるかと存じますが」のフーズは「いまだ能力や配慮が不足しているところもあるだろうと思うが」といった意味の敬語表現となります。
「まだまだ至らない点があるかと存じますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「まだまだ至らない点があるかと存じますが」のフレーズは、新入社員が配属された職場で挨拶する場合や、転勤で新たな職場に着任した際の挨拶でよく使われるフレーズです。
このフレーズの最後は逆接の接続詞で終っており、この後ろには「よろしくお願い申し上げます」や「ご指導の程、よろしくお願いいたします」等の言葉を続けて使われます。
「まだまだ至らない点があるかと存じますが」を使った例文
・『まだまだ至らない点があるかと存じますが、今後ともよろしくお願いいたします』
・『まだまだ至らない点があるかと存じますが、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます』
「まだまだ至らない点があるかと存じますが」の類語や言い換え
「至らない点」の類語としては「能力不足のところ」や「不十分な点」等が挙げられます。
したがって、このフレーズは「まだまだ能力不足のところがあるかと存じますが」や「まだまだ不十分な点があるかと存じますが」等と言い換えることができます。
まとめ
「まだまだ至らない点があるかと存じますが」のフーズは「いまだ能力や配慮が不足しているところもあるだろうと思うが」といった意味の敬語表現です。
