新規をあらわす、適格な日本語を見つけたい時もあるもの。
「新たに」の適切な使い方を見ていきましょう。
「新たに」とは?
「新たに」は今までとは異なる、チャレンジをすることをいいます。
「新しい」が変化した形で、これまでに無い取り組みをおこなう時に用いています。
過去にない行い、初々しい気持ちが「新たに」といえるでしょう。
「新たに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスシーンで「新たに」は新規の事業をおこなう際の、プレスリリース等で用いられています。
これまでの試みとは異なる、新しいチャレンジが「新たに」です。
また「一掃する」という意味があるので、例えば会社のビルが内装工事を終えて美しく生まれ変わった時、新しいスタッフが入社して新年度を迎えた時に、スピーチや訓辞の文として使えます。
後ろ向きな言葉ではないので、明るい表現と組み合わせつつポジティブに用いていきましょう。
「新たに」を使った例文
・『今期は新たに100名の、元気な仲間が加わりました』
・『おかげで事務所も綺麗になりました。気分新たに、仕事しましょう』
「新たに」の類語や言い替え
同じような表現に「新しく」があります。
「新たに」の方がおごそかな言い方で「新しく」は会話文で自然に使えます。
「本日から新しく入りました〇〇さんです」とアルバイトやパートさんの紹介文でも使えます。
このほか言い替えの表現に「新規」が挙げられます。
新しくビジネスを始める際は「新規事業」、新しく雇用をおこなう時は「新規採用」新しい店をひらく時は「新規オープン」と色々な言葉の前に使えます。
また新しい気持ちという意味合いで用いる時は「心機一転」や「初心に戻って」や「気持ちをリセットして」が使えます。
「気分新たに頑張ります」と言いたい時は「心機一転、がんばります」と言い替えできます。
色々な言葉を覚えておきましょう。
まとめ
「新たに」の使い方を学びました。
色々な表現を学んでおくと、自信をもって仕事の現場に生かせるもの。
言葉の知識を増やしていきましょう。