会いたい気持ちを、ビジネス風に表現したいことがあります。
「お会いできると嬉しいです」の正しい使い方を見ていきましょう。
「お会いできると嬉しいです」とは?
近いうちにお顔を見たいことを、素直に述べている言い方です。
「嬉しいです」は希望をあらわすフレーズなので「会いたい」という気持ちを如実に伝えています。
「お会いできると嬉しいです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「会えたら嬉しい」、このような気持ちをストレートに伝えているフレーズです。
一方で「嬉しいです」は、少々子供っぽく聞こえてしまいます。
言葉全体に厚みを持たせていきたいのなら、敬語としてのレベルを引き上げていきましょう。
例えば「嬉しいです」の代わりに「嬉しく存じます」や「嬉しい限りです」と変えると、プライベートとの線引きができてフォーマルな言い方になります。
個人的な好意を抱かれていると勘違いされないためにも、大人びた敬語を用いることは大切です。
職場という戦場で自分を守っていくためにも、大人びた表現を認識しておきましょう。
「お会いできると嬉しいです」を使った例文
・『またお会いできたら嬉しく存じます』
・『近いうちお目にかかれることを、楽しみにしております』
「お会いできると嬉しいです」の類語や言い替え
同じような表現に「お目にかかれるのを楽しみにしております」や「お目にかかれることを楽しみにしております」も挙げられます。
「お目にかかる」は「会う」の謙譲語です。
相手より一歩自分が下にさがった言い方になっているので、丁寧さが伝わります。
また言い替えの表現として「お会いできることを楽しみにしております」や「またお会いできたら嬉しく存じます」が挙げられます。
例えばビジネスメールのやり取りをしていた担当者の方と、初めてミーティングで顔を合わせる際は「当日お会いできることを楽しみにしております」と使えます。
常套句のひとつとして、認識しておきましょう。
まとめ
「お会いできると嬉しいです」を学びました。
シーンに合わせた敬語を学んで、言葉の魔術師を目指していきましょう。