この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「ご祝辞申し上げます」について、その意味や、使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「ご祝辞申し上げます」とは?
「ご祝辞申し上げます」のフレーズにおける「ご祝辞」の読みは「ごしゅくじ」で、「祝いの言葉」を意味する「祝辞」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
ちなみに、「祝」の漢字の訓読みは「いわ(い)」で、「辞」の漢字には常用漢字外の訓読みですが、「ことば」との読みがあるので、「祝辞」は、先の意味となるのです。
また、「申し上げます」は、「言う、述べる」の謙譲語である「申し上げる」に、丁寧語の「ます」が付けられた表現です。
したがって、「ご祝辞申し上げます」のフレーズは「祝いの言葉を述べる」との意味の敬語表現となります。
「ご祝辞申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご祝辞申し上げます」のフレーズは、ご結婚、ご出産、入学や卒業、そして人事昇進などの祝い事に対して使われるフレーズです。
また、個人に対してだけでなく、会社や店舗などの創業以来10年といった節目のタイミングを祝う場合にもよく使われます。
一般的には、このフレーズの前に「課長昇進おめでとうございます。
心より、ご祝辞申し上げます」等と、何に対して祝意を述べるかのといった言葉が述べられます。
「ご祝辞申し上げます」を使った例文
・『この度は創業50周年を迎えられ、誠におめでとうございます。謹んでご祝辞申し上げます』
・『部長昇進おめでとうございます。心よりご祝辞申し上げます』
「ご祝辞申し上げます」の類語や言い換え
「ご祝辞」は改まった表現で、ストレートな表現としては「お祝い」が挙げられます。
したがって、「ご祝辞申し上げます」のフレーズは「お祝い申し上げます」と言い換えることができます。
まとめ
「ご祝辞申し上げます」のフレーズは「祝いの言葉を述べる」との意味の敬語表現です。
祝い事に対して、一般的には何のお祝いかを添えて「昇進おめでとう」と述べ、その後ろにこのフレーズが続けられます。