正しい敬語を知っておくと、鼻高々でデスクに向かえます。
「よろしくお願いいたします」の使い方を見ていきましょう。
「よろしくお願いいたします」とは?
ビジネスの基本といえる、オーソドックスな表現です。
初めてお会いした方に挨拶する時、面接で担当官の方に頭を下げる時、そしてミーティングや打ち合わせの席の始まりなど、色々な場面で使われています。
挨拶や依頼など、幅広く使えるフレーズといえるでしょう。
「よろしくお願いいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事場で挨拶代わりに使われているのが「よろしくお願いいたします」という魔法のひと言です。
「こんにちは」や「初めまして」よりも無難な日本語で、色々な場面で用いられています。
とくに始まりと終わりに使われることが多く、初めてお会いする担当者の方と名刺交換する時、打ち合わせが終わって別れ際に区切りとして使われています。
ビジネスメールでも仕事の依頼、指示、問い合わせに幅広く使われています。
また「よろしく」は「宜しく」と書けますが「宜」は当て字のため、フォーマルな場面では「よろしく」とあえて平仮名を用いていきます。
同様に「いたします」も「致します」の漢字を使うと、仕向けるという訳になり不適合です。
つい漢字変換したくなりますが、フォーマルな場こそ平仮名を用いていきましょう。
「よろしくお願いいたします」を使った例文
・『〇〇と申します。よろしくお願いいたします』
・『日を追ってご連絡いたします。よろしくお願いいたします』
「よろしくお願いいたします」の類語や言い替え
似ている言い方に「よろしくお伝えください」があります。
その場にいない方に、挨拶代わりとして用いる言い方です。
「〇〇部長はお元気ですか。
くれぐれも宜しくお伝えください」と引用します。
面識があるものの、ご無沙汰している方に使っていきましょう。
また言い替えの表現に「何卒よろしくお願いいたします」や「よろしくお願い申し上げます」があります。
どちらもビジネスメールなど、書き言葉で用いる言い方です。
かしこまった雰囲気になるので心得ておきましょう。
まとめ
「よろしくお願いいたします」の使い方を学びました。
適切な表現を学んで、仕事のスキルを上げていきましょう。